NPO法人ユメソダテは、2022年10月、世田谷区桜丘に新たに開園する“夢育て農園”(世田谷区立桜丘農業広場内)において、知的障害のある方々を対象に、畑作業をしながら、認知・身体機能を高める“人を育てる畑コース”を開講します。
募集対象:畑に自力(又は家族or支援者同伴)で通える知的障害のある10代、20代の方。第一回募集には、就労移行支援事業所、B型事業所に通っておられる方を中心に募集します(それ以外の方でご希望の方はご相談に応じますので、お申し出ください)。
募集人数:3名(MAX5名見当)
締切:2022年9月23日(木)(区立公園内で開講しますので、応募締切後、世田谷区民を優先的に選定します)
開講日:10月6日(木)から原則として毎週木曜日の午後、半年間。
開講時間:13:30~15:30
(木曜日が休日の場合等一部、月曜日又は火曜日の午前中に振り替え予定)
場所:夢育て農園 東京都世田谷区桜丘4-19-10 桜丘農業広場内
小田急電鉄小田原線「千歳船橋駅」から徒歩で約10分
費用:一期生の授業料免除(半年コースの前後で、認知身体機能のアセスメントを行います。交通費、保険費用、教材等の実費はご負担下さい)
学業・就労・障害福祉サービスとの併用:参加希望者の中で、現に障害福祉サービスを受けている、就労している、学業に携わっている方がおられる場合には、現行のサービス・仕事・学業の中で、週1回x半年間“人を育てる畑”への参加を容認して頂けるよう、NPO法人ユメソダテが、現在所属されている組織の方と相談いたします。まずはご相談ください。
履修内容:例えば以下のような基本的な認知身体機能の向上を図ります。
① 空間認知機能:座学を交えながら“畝立て“を練習することで、直線、平行、直角、左右、東西南北といった基本的な空間認知機能の向上に取り組みます。
② 比較・分類:野菜や花や果実の比較、間引き、剪定、収穫時の選抜等を通じて、比較・分類といった認知機能の向上に取り組みます。特に複数基準での分類の習得を目指します。
③ 抽象的認知:野菜の食べ比べ、料理等を通じて、言葉で味や香りを表現する練習を通じて、抽象度の高い表現力の習得を目指します。
④ 腰をかがめて作物を収穫する、剪定ばさみを使うなど様々な農作業を通して、身体機能の向上を目指します。また原始反射の統合という観点からも作業内容について考えます。(https://ja.wikipedia.org/…/%E5%8E%9F%E5%A7%8B%E5%8F%8D…)
主要講師
外山純:塾“よむ かく はじく”主催。NPO法人ユメソダテ理事。
天田武志:発達障害児の学習支援ラーニングクエスト 代表、招来舎高等学院校長。
升岡圭治:帝人ソレイユ株式会社農業事業部長。NPO法人ユメソダテ理事。
前川哲弥:NPO法人ユメソダテ理事長、株式会社夢育て代表取締役
連絡先 NPO法人ユメソダデ 東京都世田谷区弦巻3-3-8 電話03-3764-2377メール:maekawa@stg2lm.yume-sodate.com(メールでご連絡頂けるのがあり難いです)
※ 事前にアセスメント等を行いますので、関心がおありの方は早めにご連絡ください。
※ 生徒募集とともに、将来の講師候補として私たちの活動に関わって頂ける方も併せて募集しています。